3.1.2 · マーケティング

STP — 自分というペルソナで狙いを定める

2026.07.11約4分

00Overview

01Story

Situation

3.1.1 Research で自分という市場を理解した。しかし Research だけでは、何を作ればいいかは決まらない。結果を整理し、意思決定する工程が STP (Segmentation / Targeting / Positioning) である。企業は市場全体に STP を行う。

Complication

ここで注意がある。「自分が欲しいものを作る」と「自分というペルソナが欲しいものを作る」は違う。開発者としての自分ではなく、顧客としての自分を分析しなければ、ただの自己満足になってしまう。

Question

自分という市場を、どう分析して狙いを定めるか?

02Solution

Criteria

  • 開発者ではなく、顧客としての自分を分析すること
  • 一人で完結できること
  • 市場規模の見立てまで出せること

Answer

自分という市場に、Segmentation・Targeting・Positioning を行う。STP も価値提案も、すべて「自分という一人の顧客」に対して行う。ターゲットは 自分と同じ課題を持つ人、市場は 世界 — これが答えだった。

Reason

Positioning で見えてくるのが、市場規模だからである。 自分と同じ課題を持つ人は、1 国だけで見ると 0.1‰ しかいないかもしれない。しかし 世界で見れば、0.1‰ でも十分な市場になる。だから最初からグローバル言語対応をしている。狭いニッチでも、母集団を世界にすれば成立する。ターゲットの深さと、市場の広さ。この 2 つを同時に取るのが、個人開発の Positioning である。

Options

  • 1 国だけをターゲットにする — 運用も翻訳もシンプルになる。ただしニッチな課題では母数が小さすぎて成立しにくい。だから世界を市場にした。

03Result

Good

確実に理解できる市場が、少なくとも一つある。それが自分である。一人の顧客は、必ず満足させられる。そこから、同じ課題を持つ人へ少しずつ価値を届けていける。

Bad

それでも 100% 売れるわけではない。同じ課題を持つ人が世界に何人いるかは、届けてみるまで分からない。ここは確率の勝負である。

Follow-up

誰に、どんな価値を届けるかが決まったら、それを設計へ落とす。続きは 3.2 マーケティングミックス