Web サイトのマネタイズ — コンテンツを支える仕組み
00要約Overview
Tools
- 独自ドメインURL という資産を自分で持つ年 10 ドル程度
- 静的ホスティングコンテンツの公開Free
- Amazon アソシエイトアフィリエイト (4.2.1)Free
01動機Why
Web サイトは、稼ぐために作るのではない。アプリだけでは届けられない価値を届けるためにある。
アプリは優れたツールである。習慣化を支援し、記録し、通知し、ゲーム化する。しかし、ツールだからこそ伝えられないこともある。なぜこのアプリを作ったのか。どんな人を助けたいのか。どんな考え方で設計したのか。これらは、アプリだけでは伝わらない。だから記事を書く。
技術者なら分かると思う。どんなに優秀な IDE やフレームワークを使っても、それだけで良いシステムは作れない。書籍を読み、公式リファレンスを読み、先人の知見を借りながら技術を身につけてきた。ツールだけでは、人は成長できない。アプリも同じである。だから私は、アプリだけでは届かないところへもう一歩手を伸ばすために、記事を書く。
02方法How
支え方は 3 つの観点で考える。
① 届けるためのプロダクトとして持つ。 マーケティングには AISAS (Attention / Interest / Search / Action / Share) という流れがある。個人開発では、存在を知られる Attention と、共有される Share が特に弱い。App Store の URL だけでは魅力は伝わらない。だから LP や Web サイトが要る。Web サイトは説明書ではなく、価値を届けるためのもう一つのプロダクトである。
② 時間コストを前提に、持続させる。 Web サイトの最大のコストは、サーバーや API ではなく、作る時間である。調査し、検証し、図を描き、翻訳し、記事を書く — すべて開発者の時間という資産を使う。まず無料の静的ホスティングで始めればいい。ただし、独自ドメインだけは最初から取得しておく。年 10 ドル程度で、URL という資産を自分で持ち続けられる。ホスティングは後から変えられるが、ドメインを変えると積み上げた検索評価や外部リンクを引き継ぐ手間が発生する。住所だけは自分で持つ。これが長く運営するための設計である。
③ 本当に役立つときだけ紹介する。 私はアフィリエイトで稼ぐために書くのではない。記事を書く目的は、価値を届けることである。その中で「この本が役に立つ」「このサービスならこの人を助けられる」と思う場面があれば、そのとき初めて紹介する。紹介先がアフィリエイトに対応していれば、ありがたく利用させてもらう。対応していなくても、役立つなら紹介する。判断基準は、ユーザーにとって本当に役立つか、それだけである。具体的な選び方と実装は 4.2.1 Amazon アソシエイト で書く。
03価値What
Web サイトは、アプリの説明書ではない。
アプリだけでは届かないところへ、もう一歩手を伸ばすための、もう一つのプロダクトである。
コンテンツを支える収益モデルには、アフィリエイト、連動型広告、スポンサー、電子書籍、教材などがある。しかし重要なのは、収益モデルそのものではない。コンテンツの価値を損なわないことである。
価値あるコンテンツを書く。本当に必要なときだけ紹介する。その結果として収益が生まれる。その収益で、また新しいコンテンツを書く。私が欲しいのはアクセス数ではなく、「この記事のおかげで助かった」という実感である。それが、次を書く最大のモチベーションになる。