4.3 · マネタイズ

個人開発の活動支援 — プロジェクトを支える仕組み

2026.07.07約5分

00Overview

Tools

  • Buy Me a Coffee活動支援の受け皿 (4.3.1)手数料 5%
  • AdMob広く支える広告 (4.1.1 と補完)Free

01Why

プロジェクトとは、一つのアプリでも、一つの記事でもない。価値を届け続ける活動そのものである。

一つのアプリだけで解決できることには限界がある。一つの記事だけで伝えられることにも限界がある。だから私は、アプリを作り、記事を書き、また次のプロダクトを作る。その積み重ねによって、より多くの人へ価値を届けたいと思っている。だから、プロダクトやコンテンツだけではなく、活動そのものを支える仕組みも必要だと考えている。

02How

支え方は 3 つの観点で考える。

① 広告と応援は、補完関係にある。 広告収入と Buy Me a Coffee は、どちらか一方を選ぶものではない。むしろ相性が良い。広告は「広く支える」仕組み、Buy Me a Coffee は「深く支える」仕組みである。広告だけでは届かない支援があり、活動支援だけでは届かない利用者もいる。両方あることで、プロジェクトはより持続しやすくなる。広告 (広く) の詳細は 4.1.1 AdMob、応援 (深く) の詳細は 4.3.1 Buy Me a Coffee で書く。

② 応援には上限がない。 広告収入には相場があるが、活動への支援には相場がない。100 円でも、1,000 円でも、もっとでも良い。一見「お金のある人だけが優遇される仕組み」に見えるかもしれないが、私はむしろ逆だと思っている。劇場の VIP 席も、飛行機のファーストクラスも、余裕のある人が多く支えることで、より多くの人へ手頃な価格で価値を届けるための仕組みである (経済学ではクロスサブシディと呼ぶ)。個人開発も同じで、応援してくださる方がいるから、広告を増やさず、無料のまま、課金できない子どもたちにも届け続けられる。その支援は、私だけでなく、まだ支援できない誰かを支えることにも繋がっている。

③ 一人の応援は、数字以上の価値がある。 友達が 100 人いたら楽しい。でも、本当に信頼できる親友が一人いる人生も、十分に幸せではないだろうか。つながりは、人数だけでは測れない。何万人もの利用者がいなくても、たった一人でも「応援しています」「これからも続けてください」と言ってくださる方がいる。その存在は、収益やダウンロード数では測れない価値を持ち、次のアプリを作る理由に、次の記事を書く理由になる。だから私は、支援の金額よりも、「応援している」という気持ちの方が嬉しい。

03What

活動の支援とは、利益を最大化する仕組みではない。
未来のプロダクトを、コンテンツを、利用者を、育てるための仕組みである。

プロジェクトを支える方法には、Buy Me a Coffee、Patreon、GitHub Sponsors、寄付など様々ある。どのサービスを使うかは重要ではない。重要なのは、「応援したい」という気持ちを受け取れる仕組みを用意しておくことである。応援したいと思っても、その方法がなければ、気持ちは届かない。だから私は、活動を支援する仕組みを用意している。これからも誰かへ価値を届け続けるために。