開発基盤 — iPhone だけの開発環境と CI/CD の全体像
この 1 系では、開発の土台 — IDE (統合開発環境) に相当する部分と、CI/CD (継続的インテグレーション / 継続的デリバリー) — をどう組んだかを整理する。結論の構成はシンプルで、iPhone を入口に、クラウド側のサービスを直列につないだだけである。ただし「なぜその 4 つなのか」には、それぞれ判断がある。
機材
| 機材 | 役割 |
|---|---|
| iPhone | 開発の主端末。依頼・確認・運用のすべてをここでやる |
| iPad | ストア申請用スクリーンショットの撮影のみ |
| PC (何でも可) | ブラウザで 1 回だけコマンド操作 (1.1.2 で詳述) |
補足を 2 つ。iPad が要るのは、App Store でタブレット対応として申請するとタブレットのスクリーンショットを求められるからで、スマホのみの対応にすれば iPad は不要になる。PC は初回に 1 度だけブラウザ操作に使うが、Mac である必要もスペックも要らない。頑張ればこの 1 回もスマホでいけるかもしれない。
サービスと費用
| サービス | 用途 | 費用 |
|---|---|---|
| Claude Pro | AI 開発支援 (Claude Code on Web) | 20 ドル/月 |
| Apple Developer Program | App Store への公開 | 99 ドル/年 |
| GitHub | ソース管理 + CI/CD (Actions / Codespaces) | Free |
| EAS (Expo Application Services) | クラウド build / submit / 配信 | Free |
| Flow | スクリーンショット生成 | Free |
月々の固定費は実質 Claude Pro の 20 ドルだけで、年に一度 Apple Developer Program の 99 ドルが乗る。無料枠の中身と制約 (どこで詰まるか) は各記事で書く。
この章の読み進め方
- 1.1 開発環境 — なぜ「スマホだけ」を要件にしたのか。判断基準の全体
- 1.1.1 スマホだけで iPhone アプリを開発する — Claude Code on Web → GitHub → EAS のパイプライン
- 1.1.2 Mac なしで build する — 証明書、初回だけの例外、TestFlight まで
- 1.2 多言語対応 (50 ロケール) — 作成中